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行政書士試験 合格体験記(その2)

本日は、H15年に行政書士を目指し、1年で合格したM先生に
インタビューするために、喫茶店に来ています。
M先生からは、
・なぜ行政書士を目指したか?
・勉強方法で失敗したこと
・うまくいった勉強方法
・受験中の彼氏との付き合い方

などをお話していただきました。
きっと、あなたにもプラスになる話が数多くあると思います。

では、M先生宜しくお願いいたします。


Q:行政書士を目指したきっかけは?
A:短大は推薦で入りました。
社会人になり、それまでしっかりと勉強をした経験がなく、
一度しっかりと勉強したいという気持ちがありました。

また、派遣で仕事をしていたのですが、転職を繰り返して
いましたので、何か手に職をつけたいという気持ちがありました。

そのような状況で、法律系の資格であれば、損はしないだろうと
いう気持ちがあり、
弁理士、弁護士、税理士、社労士、行政書士を考えました。

ただ、弁理士・弁護士は難しいし、税理士は試験資格がありませんでした。
社労士は、仕事内容を見ると、人事や労務は私には合わないのではないかと
思いました。

反対に、行政書士は合格後の仕事内容で、選択肢が多いのではないかと
思いました。

このように、
・ 勉強の経験がなかったので、勉強して何かに挑戦したい。
・ 手に職をつけたい
・ 行政書士であれば、仕事の選択肢が多い

 という理由から、H15年、27歳の夏に行政書士を目指すことにしました。

Q:ご両親の反対はなかったですか?

A:「なぜ、行政書士なの?と、聞かれましたが、
両親は習い事を数多くしていましたし、資格を持っていましたので、
 抵抗なく応援してくれました。
 
 
Q:行政書士を目指した時の状況は?
A:  夏に行政書士を目指すことを決意し、勉強を始めたのが、
 10月でした。
 当時は無職で、失業手当をうけていました。
 その年の冬から弁護士事務所に就職しました。
 これは、法律に触れていたほうが、勉強するのに都合がいいと
 思ったからです。

 会社には、行政書士を目指していること、そのために
 勉強する時間がほしいので、予備校に通うことを
 あらかじめ、報告しておきました。


Q:予備校に通っていたのですか?
A:平日の夜に予備校に通っていました。
 週に2回、6ヶ月ほど通っていました。

 ただ、仕事をしながらの予備校通いでしたので、復習する時間がとれず、
 春になった時点で、ほとんど勉強が進んでいないことに気づきました。

Q:勉強がすすんでいないことに気づいて、何か対策をたてましたか?

A:それまでは、予備校で習ったことをノートにまとめていたのですが、
 先生や友達から、無駄といわれましたので、ノートにまとめるのを
 やめ、テキストに直接書き込んで勉強することにしました。

 また、4月になってようやく、勉強の計画を立てました。
 計画を立てるのが、ちょっとおそいですよね。

Q:勉強時間などを具体的に教えていただけますか?
A:通勤、通学時間にも勉強していました。
 夜11時ごろ帰宅して、2時、3時ごろまで勉強。
 一日に2時間は勉強することにしていました。

Q:勉強していく中で、何か気づいたこと、勉強方法を見直したことなど
 ありましたか?


A:予備校で授業のテープを借りることができましたので、
 それを聞いていました(朝の支度時や、通勤時間)
 ところが、答練が始まると、ほとんど解くことができず、
 知識のインプットができていないことに気づきました。
 春頃のことです。

 テープを漫然と聴いていたようです。

 そこで、テープを聞く時間を増やしインプットを増やしました。
 そして、基礎法令を何度も読みました。

 また、通っていた予備校の模試や他の予備校の模試の問題を
 繰り返し解くことで、アウトプットを繰り返しました。
 
 同じ問題を繰り返し解いていくと、知識が定着してきました。

Q:知識のアウトプットで、何か気をつけていたことはありましたか?

A:その当時、おつきあいしていた彼氏が予備校まで迎えにきて
 くれていました。
 
 そこで、予備校の授業で習ったその日の内容を、彼氏に話していました。
 彼氏は理解できていたかどうか、わかりませんが、
私の話をよく聞いてくれていたので、アウトプットの訓練になりました。

また、行政書士のことを知らない人に話をすることで、
分かりやすく説明するために、知識を整理して話すことが
できました。

彼氏は、
「すごいね、すごいね。」
と、言ってくれたので、楽しかったです。

余談ですが、それまでは月に2回程度しかデートをしていなかったのですが、
彼氏が迎えに来てくれるようになったことで、一緒にいる頻度が
増えました。

Q:夜、遅くまで勉強していたそうですが、女性特有のお肌の
 悩みなどはありませんでしたか?

A:勉強を始める前も、日ごろから夜更かししていたので、
気になりませんでした。

Q:何かストレスの解消などをしていましたか?
A:お化粧や肌のお手入れが好きなので、1枚2000円くらいするパックをして、
 寝転がることで、ストレス解消していました。

Q:テープを繰り返し聴き、模試の問題を繰り返し勉強していたのですね。
  そして、試験直前。
  不安はありませんでしたか?


A:試験直前でも仕事の休みはもらいませんでした。
 その分、仕事の効率を考えました。
 ただ、大きな仕事がちょうど回ってきていたのですが、
 それは、試験後まで待ってもらいました。

 試験直前だからといって、不安はありませんでした。
 不安になれば、よりいっそう勉強していました。

 
Q:そして、1年で合格されたのですね。
  今、行政書士を目指している方へのアドバイスをいただけますか?

A:まず、私が途中までやっていて失敗したことですが、
 綺麗なノートを作ろうと思わないことです。

Q:これから、勉強を始める人は予備校に通ったほうがいいですか?

A:通信教育でもよいかと思います。
予備校の授業では、先生によって合う、合わないがありますし、
分かりにくい授業をする先生もいます。

反対に、通信教育では、その予備校の人気講師の授業を
自宅で受けることができますので、やっぱりわかりやすいです。

私が聞いていたのも、人気講師の授業のテープです。
本当に分かりやすかったです。

Q:全くの独学での勉強をするとしたら、何に気をつければいいと
 思いますか?


A:今は、インターネットでいろいろと調べることができますし、
 受験生同士のコミュニティーもあります。
 そのようなものを利用しながら、勉強すると思います。


Q:ありがとうございました。
最後に、今のお仕事を教えていただけますか?

A:はい。
今は、知り合いの司法書士事務所を間借りして、仕事を
しています。
仕事は、知り合いの行政書士からまわってきます。

営業活動は、自宅付近や事務所付近に挨拶に行った程度です。


M先生。
ありがとうございました。

このページを訪れたみなさんにとって、今回のM先生の
インタビュー内容がお役に立てればと思います。


【サイト管理者からのアドバイス】
 M先生は、何度も同じ問題を繰り返し解いていました。
 
 この方法については賛否両論で、
 「解答を暗記してしまって、勉強にならない」

 という意見もあります。

 しかし、私は、繰り返し同じ問題を解くことをおすすめします。
 
 それは、なぜかというと、
 繰り返し同じ問題を解くことで、知識の定着率が高まるからです。

 決して、問題になれることが目的ではなく、
 “知識を定着させることを目的”として、同じ問題を解くことは、
 非常にすぐれた勉強方法だと思います。

    問題集を繰り返し解くという過程は全く同じでも、
    目的が違うのです。

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